グレーゾーン金利のいろは
グレーゾーン金利と過払い金
グレーゾーン金利があったおかげで、実際に過払い金が発生していることは確かです。ほとんどの消費者金融が利息制限法を上回っている利率を設定して出資法の元で金利を設定していました。刑事罰を受けない、取り締まりの対象にならないために、高金利での貸付を行っていたのです。
しかしながら利息制限法を越えている金利は、法律上は無効となりますから、もしもグレーゾーン金利で支払っていたという人の場合には、過払い請求を起こして、グレーゾーン金利の利息の差を返してもらうことが可能です。長い間過払い金が発生していても、本人が過払い請求をしなければ放っておいて返還されるというお金ではありません。
グレーゾーン金利は違反ですから、払い過ぎていたとしても払い戻しに対する強制的な力はありません。過払い金返還請求に関しては、取引をしてから終了後10年間しか請求できないことになっていて、時効が設けられていますから、法律について詳しくない場合には、放っておいて時効になっているというケースがとても多いのです。
2006年に出資法の金利上限を今の利息制限法まで下げることが決まりましたから、グレーゾーン金利というのはなくなったことになります。猶予期間は3年となりましたが、それによって利息制限法に計算し直した借金の返済額になったために過払い金が発生した人は増えました。その結果借金が減る、借金がなくなるといったことにつながりました。